おたふくかぜワクチン(予約制)

1歳のお誕生日を過ぎたらおたふくワクチンを接種しましょう!

ワクチンはいつ接種するの?

任意接種(自費)ですが、1歳のお誕生日を過ぎたら、MRワクチンなどと一緒に早めに1回目の接種、小学校入学前に2回目の接種がお勧めです。

おたふくかぜワクチン・・・1回6,300円 計2回接種     おたふくかぜ予防接種予診票  PDF  ダウンロード

おたふくかぜとは?

  • おたふくかぜは流行性耳下腺炎ともいわれ、ムンプス(おたふくかぜ)ウイルスの感染による耳やあごの下の腫れと痛みが特徴です。
  • おたふくかぜは、治療法はなくワクチンで予防するしかありません。
  •  耳やあごの下の腫れが始まった後5日を経過して、かつ全身症状が良好になるまで登園・登校はできません。(但し、症状により医師が感染の恐れがないと認めたときを除きます。)

おたふくかぜにかかると?

おたふくかぜに罹った場合、無菌性髄膜炎、ムンプス難聴、睾丸炎、卵巣炎、膵炎などの重い合併症が起こることがあります。
無菌性髄膜炎は約10~100人に1人、ムンプス難聴は約400~1000人に1人起こると言われています。

ムンプス難聴とは?

熱や腫れの程度とは無関係に発症する重い聴力障害で治すことができません。多くは片耳が聞こえなくなり、大きくなってから気づくことがほとんどです。

~おたふくかぜで難聴 2年間で314人に上る~

  • 日本耳鼻咽喉科学会が、耳鼻科がある全国の医療機関を対象に、ムンプス難聴になった人数を始めて調査
  • 201516年の2年間に、全国で少なくとも314人が難聴と診断され、うち14人は両方の耳が難聴
  • 年齢別では、10歳未満が49%と半数近くを占める
  • 日本耳鼻咽喉科学会によりますと、片耳が難聴になるだけでも会話が聞き取れなかったり、人や自動車が近づいてくる方向がわからなかったりして、生活に支障が出ることがあるといいます。

おたふくかぜの後遺症に苦しむ人が大勢いることを知って、ワクチンの接種を受けるよう呼び掛けています。